何鹿いかるが)” の例文
ヰロリをカナゴと謂う例は丹波たんば天田あまだ何鹿いかるが辺に一つあり、クヌギすなわち薪材をカナギという例は三河にも越前にもあって、カナドもまた一つの炉を意味する名詞だったらしい。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
何鹿いかるが和知わちのみ溪の八十村に名に負ふ栗山いまだはやけむ
長塚節歌集:2 中 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)