“佐武流”の読み方と例文
読み方割合
さぶりゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仙ノ倉山の南で佐武流さぶりゅう山の北にある二千五十一米の峰を超えて、更に遠く白雪皚々がいがいたる白馬の連峰が、肉眼では天際に棚引く一抹の横雲かと怪まれた。
秋の鬼怒沼 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
白砂山とかみあい山との間で尾根が二つ許り波を打っている、其一で上ノ間山の左に在る峰の上には、濃い藍色の影があざやかに望まれるが、之は二千百九十二米の佐武流さぶりゅう山である。
望岳都東京 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
北峰の上に岩菅山と佐武流さぶりゅう山、などが其主なるものである。
黒部川奥の山旅 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)