“低首”の読み方と例文
読み方割合
うなだ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その左の端に蓬たる白髪を海風に吹かせつゝ低首うなだれたるは初花の母親にやあらむと思ひしに、果せる哉。時刻となり。
白くれない (新字新仮名) / 夢野久作(著)
う思つて小池は、ハツと夢からめたやうに、自分に引きつて低首うなだれつゝ弱い足を運んでゐるお光の姿を見た。
東光院 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)