“似非風流”の読み方と例文
読み方割合
えせふうりゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
似非風流えせふうりゅう半可通はんかつうやスノビズムの滑稽、あまりに興多からんことを求めて却って興をさます悲喜劇、そういったような題材のものの多くでは
徒然草の鑑賞 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
似非風流えせふうりゅうでもございません、太公望様それ自身の本心なのでございます、楽しめば一竿の風月の中に不尽の楽しみがある、それよりほかの物は結局わずらいに過ぎない、という太公望の心境を
大菩薩峠:38 農奴の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)