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仰向
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あふの
ふりがな文庫
“
仰向
(
あふの
)” の例文
心細き事を思ふては干場の傘のかげに隱くれて大地を枕に
仰向
(
あふの
)
き臥してはこぼるゝ涙を呑込みぬる悲しさ
わかれ道
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
われは
只管
(
ひたすら
)
に恍惚として夢の中なる夢の醒めたる心地となり、何事も手に附かず、
夕餉
(
ゆふげ
)
の支度するも
倦
(
ものう
)
く、方丈の
中央
(
まんなか
)
に
仰向
(
あふの
)
きに
寝
(
い
)
ね伸びて、眠るともなく醒むるとも無くて在りしが、
扨
(
さて
)
白くれない
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
大理石
(
なめいし
)
のごと
腐
(
くさ
)
れ、
仰向
(
あふの
)
くや
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
仰
常用漢字
中学
部首:⼈
6画
向
常用漢字
小3
部首:⼝
6画
“仰向”で始まる語句
仰向反
仰向様