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仰云
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おつしや
ふりがな文庫
“
仰云
(
おつしや
)” の例文
お兄さまを苦しめるやうな便りを差し上げては
不可
(
いけない
)
とあんなにまで
仰云
(
おつしや
)
いましたけれ共、お兄さまのお心を痛めるとは十分存じながらも
奈何
(
どう
)
しても書かずにはすまされません。
業苦
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
「そんな水臭いこと
仰云
(
おつしや
)
つちや厭」千登世は怒りを含んだ聲で言つた。
業苦
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
しかし昂奮が去ると「あゝ、なんにもかも因縁因果といふもんぢやろ。お
母
(
つか
)
ア諦めよう。……仕方がない。敏雄の成長を待たう。それまでに俺が死んだら何んとせうもんぞい」斯うも
仰云
(
おつしや
)
いました。
業苦
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
仰
常用漢字
中学
部首:⼈
6画
云
漢検準1級
部首:⼆
4画
“仰”で始まる語句
仰
仰向
仰有
仰山
仰言
仰天
仰臥
仰々
仰付
仰反