仮借かしやく)” の例文
旧字:假借
彼れは自家の位地を占むることに於て毫末も仮借かしやくせざるなり、彼れは議論に負けたとか勝つたとか言ふことをすこぶる気にするなり。言ふことなかれ、是れ彼の短所なりと。
明治文学史 (新字旧仮名) / 山路愛山(著)