“人定”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じんてい50.0%
ひとさだ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
則ち明夜人定じんてい後脚船一隻を発し、柿崎村海浜の人家無き処に至りて、生らをむかえられよ。生らもとよりまさに約に先んじて該地に至り相待つべし。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
深夜全く人定ひとさだまった時分に、ひとり身を浸している盲目の剣人——それらの人に限ったものでしたが、今日は全くの新顔で、そうして、従来とは全く異例な弁信法師が、一人でこの大浴槽を占領し
大菩薩峠:31 勿来の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)