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交詢社
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こうじゅんしゃ
ふりがな文庫
“
交詢社
(
こうじゅんしゃ
)” の例文
しかし交際と称する浮世の義理は自分にも炎天にフロックコオトをつけさせ帝国ホテルや精養軒や
交詢社
(
こうじゅんしゃ
)
の階段を昇降させた。
銀座
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
これは恐らく
交詢社
(
こうじゅんしゃ
)
あたりの文芸講演で聞いて来たのだろう。元治元年生れの寺子屋育ち、その後変則英語を少し
齧
(
かじ
)
った丈けだそうだから、所謂シェキスピールなぞは読んでいる筈がない。
ガラマサどん
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
でこの間
交詢社
(
こうじゅんしゃ
)
(福沢先生の首唱になれる社交倶楽部)に行った時
福沢先生の処世主義と我輩の処世主義
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
交詢社
(
こうじゅんしゃ
)
の広間に行くと、
希臘風
(
ギリシヤふう
)
の人物を描いた「
神の森
(
ボアサクレエ
)
」の壁画の
下
(
もと
)
に、
五
(
いつ
)
ツ
紋
(
もん
)
の紳士や
替
(
かわ
)
り
地
(
じ
)
のフロックコオトを着た紳士が幾組となく対座して、
囲碁仙集
(
いごせんしゅう
)
をやっている。
銀座
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
そこで三田側の諸先輩一同
交詢社
(
こうじゅんしゃ
)
にて大会議を開き森鴎外先生にも
内相談
(
ないそうだん
)
ありしやうに覚え候が、義塾の専任となりて
諸
(
もろもろ
)
の画策をする文学家を選び候処
夏目漱石
(
なつめそうせき
)
氏か小生をといふ事に相定候由
書かでもの記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
▼ もっと見る
交詢社
(
こうじゅんしゃ
)
の石の階段を昇降する社交的光栄の義務を担ったこともある。
銀座界隈
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
“交詢社”の解説
一般財団法人交詢社(こうじゅんしゃ)は、日本の一般財団法人。福澤諭吉を中心に設立された日本最初の社交クラブである。
(出典:Wikipedia)
交
常用漢字
小2
部首:⼇
6画
詢
漢検1級
部首:⾔
13画
社
常用漢字
小2
部首:⽰
7画
“交詢”で始まる語句
交詢