“交詢社”の読み方と例文
読み方割合
こうじゅんしゃ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし交際と称する浮世の義理は自分にも炎天にフロックコオトをつけさせ帝国ホテルや精養軒や交詢社こうじゅんしゃの階段を昇降させた。
銀座 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
これは恐らく交詢社こうじゅんしゃあたりの文芸講演で聞いて来たのだろう。元治元年生れの寺子屋育ち、その後変則英語を少しかじった丈けだそうだから、所謂シェキスピールなぞは読んでいる筈がない。
ガラマサどん (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
でこの間交詢社こうじゅんしゃ(福沢先生の首唱になれる社交倶楽部)に行った時