“五辛”の読み方と例文
読み方割合
ごしん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼らはもちろん酒を飲み、肉を喰い、及び五辛ごしんを服してはならなんだ。ただ疾病の場合にのみ、薬用として三綱の許可を受け、日限を定めてのみ許されているにすぎなかった。
俗法師考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
らわぬ清僧の念仏と、朝夕ちょうせきに、妻子の恩愛には惑い、酒肉や五辛ごしん物味ぶつみにわずかな慰安をむさぼっている吾々のような不浄の口でいう念仏とは、どうしても、差があるように思われますが
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)