“五葉山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごようざん66.7%
ごえふざん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかるにその村の者猟をして五葉山（ごようざん）の腰のあたりに入りしに、大なる岩の蔽（おお）いかかりて岩窟のようになれるところにて、図（はか）らずこの女に逢いたり。
遠野物語 (新字新仮名) ／ 柳田国男(著)
村の猟人（かりうど）の某という者が、五葉山（ごようざん）の中腹の大きな岩の陰において、この女に行逢（ゆきあ）って互いに喫驚（びっくり）したという話である。
山の人生 (新字新仮名) ／ 柳田国男(著)
しかるにその村の者猟をして五葉山（ごえふざん）の腰のあたりに入りしに、大なる岩の蔽ひかかりて岩窟のやうになれる所にて、はからずこの女に逢ひたり。
遠野物語 (新字旧仮名) ／ 柳田国男(著)