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二者
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ふたり
ふりがな文庫
“
二者
(
ふたり
)” の例文
かの大いなる
群
(
むれ
)
こと/″\く走り進めるをもて、彼等たゞちに我等の許に來れり、さきの
二者
(
ふたり
)
泣きつゝ叫びていひけるは。 九七—九九
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
殘りの
二者
(
ふたり
)
之を見て齊しくさけびて、あゝアーニエルよ、かくも變るか、見よ汝ははや
二
(
ふたつ
)
にも一にもあらずといふ 六七—六九
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
色青を帶びて黒くさながら胡椒の
粒
(
つぶ
)
に似たる一の小蛇の怒りにもえつゝ殘る
二者
(
ふたり
)
の腹をめざして來れるさままたかくの如くなりき 八二—八四
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
是故に人たるものゝ
性
(
さが
)
がこの
二者
(
ふたり
)
の性の如くになれること先にもあらず後にもあらずと汝の思ふを我は
好
(
よし
)
とす 八五—八七
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
六者
(
むたり
)
の
伴侶
(
なかま
)
は
減
(
へ
)
りて
二者
(
ふたり
)
となれり、
智
(
さと
)
き導者異なる路によりて我を靜なる空より震ひゆらめく空に導き 一四八—一五〇
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
▼ もっと見る
立ちて彼のかたにむかひてそのゐし處をはなれつゝ、あゝマントヴァ人よ、我は汝の
邑
(
まち
)
の者ソルデルロなりといひ、かくて
二者
(
ふたり
)
相抱きぬ 七三—七五
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
また斯の如く一のグイード他のグイードより我等の
言語
(
ことば
)
の榮光を奪へり、しかしてこの
二者
(
ふたり
)
を巣より逐ふ者恐らくは生れ出たるなるべし 九七—九九
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
“二者”の意味
《名詞》
二つのもの。
二人の人。
(出典:Wiktionary)
二
常用漢字
小1
部首:⼆
2画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“二者”で始まる語句
二者撰一