“二匙”の読み方と例文
読み方割合
ふたさじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ああ疲れた。今日は三回も殺されちゃってね」と大チャンは座敷にもどるなりそういい、小さな茶箪笥ちゃだんすから砂糖の缶を出すと、二匙ふたさじほどをペロリと舐めた。
軍国歌謡集 (新字新仮名) / 山川方夫(著)
やはり時間の知れぬいつか、嘔きたい程まずいココアを二匙ふたさじのまされた。
伸子 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)