“事行”の読み方と例文
読み方割合
じこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
フィヒテの事行じこうの立場を介して絶対意志の立場に進み、更に「働くものから見るものへ」の後半において、ギリシャ哲学を介し、一転して「場所」の考に至った。
善の研究 (新字新仮名) / 西田幾多郎(著)
認識主観としての純粋自我は、フィヒテにおいて、事行じこう的として弁証法的自我となり、それがフィヒテの実践我として、私はそこに既に新なる実在の世界が開かれたと思うのである。
デカルト哲学について (新字新仮名) / 西田幾多郎(著)