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ふりがな文庫
“
主人
(
うち
)” の例文
妙に
主人
(
うち
)
のとは気が合うものか、やれ来いそれ来いと言っちゃ、三日にあげず呼出されて、時々は世帯の方まで面倒を見て下さいます
銭形平次捕物控:044 お民の死
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
そして「
主人
(
うち
)
がこまめにやってくれまっさかいな」と言い、これは柳吉のことを
褒
(
ほ
)
めたつもりだった。
夫婦善哉
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
これを
主人
(
うち
)
が着るんですよ。主人ばかりぢやない、町の戸主はみんな! それこそ、代人はできないんださうですよ。そして、
御神輿
(
おみこし
)
の後について町中を行列して歩くんださうですよ。
医師高間房一氏
(新字旧仮名)
/
田畑修一郎
(著)
主人
(
うち
)
でそう云ってましたけどいそがしくもなるし、夜更けて行ったり来たりするのもなんだからどうせ一ヵ月か二ヵ月の事だからとまったっきりでいらっしゃる方がいいって云ってましたっけが
千世子
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
「
主人
(
うち
)
がそんな真似をしたら只では置かない」
支倉事件
(新字新仮名)
/
甲賀三郎
(著)
▼ もっと見る
「イイえ
主人
(
うち
)
では知らないのですから……」
酒中日記
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
「親分さん、変なことがあるんですよ。——
主人
(
うち
)
のへ言ったって、取り合ってくれませんから、明神様へお詣りをすると言って、出て来たんですが」
銭形平次捕物控:044 お民の死
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
主人
(
うち
)
のへお届けするように言いましたが、後が面倒だから——って聴きやしません」
銭形平次捕物控:044 お民の死
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
“主人”の解説
夫(配偶者)への呼称や敬称のこと。「主人」や「ご主人」などがある。
(出典:Wikipedia)
主
常用漢字
小3
部首:⼂
5画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“主人”で始まる語句
主人公
主人夫婦
主人持
主人方
主人夫妻
主人組
主人衆
主人迄
主人顏