丹羽長秀にわながひで)” の例文
秀吉は其処で、秀吉にえっするために、賤ヶ嶽から急遽きゅうきょ降って来た、丹羽長秀にわながひでに会った。長秀は客将分である。彼にたいして秀吉の礼があついのはいうまでもない。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
右するは信長を中心として、丹羽長秀にわながひでの迎えと合し、大船数隻にのって、一路湖上を西へ向ってゆくもの。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
佐久間勢さくまぜいも、一どは秀吉方ひでよしがた中川清兵衛なかがわせいべえを破ったそうですが、丹羽長秀にわながひでが不意の加勢についたため、勝軍かちいくさぎゃくになって、北国勢ほっこくぜいは何千という死骸しがいを山や谷へすてたまま
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ことしの正月以来、丹羽長秀にわながひでが奉行となって、孜々ししと造船していたものである。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
丹羽長秀にわながひでの息子の勘助が、そこへ歩み寄って
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
丹羽長秀にわながひでが去るとすぐ、秀吉も床几を払わせ
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして、佐久間信盛、丹羽長秀にわながひでの二将に
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
外久保山そとくぼやま 丹羽長秀にわながひで(兵、三千五百人)
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)