“丹緑”の読み方と例文
読み方割合
たんろく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
丹緑たんろくの絵で、奈良絵本がなくなった今日では、この扇が唯一の名残なごりでありましょう。稚拙ちせつな風がかえって雅致を誘います。どこかひんのよいしかも平易な美しさを示します。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
「字は大篆だいてんの読みにくく絵は丹緑たんろくのあどけない」