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不穿鑿
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ふせんさく
ふりがな文庫
“
不穿鑿
(
ふせんさく
)” の例文
正当なる歴史を標榜する史籍さえ往々
不穿鑿
(
ふせんさく
)
なる史実を伝えて毫も怪しまない時代であるから、ましてや
稗官
(
はいかん
)
野乗
(
やじょう
)
がいい加減な
出鱈目
(
でたらめ
)
を列べるのも少しも不思議はない。
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
色が黒いゆえにクリというかとの考えは、古人の
不穿鑿
(
ふせんさく
)
に誤られた説である。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
召捕
(
めしとり
)
拷問
(
がうもん
)
に及びし事夫は
本田家
(
ほんだけ
)
の
作法
(
さはふ
)
なるや
政事
(
せいじ
)
は大小有とも法は天下の法なり人の
道
(
みち
)
は天下の道なり道と法とは私しに
暗
(
くら
)
ますべからず然るに其の方の如きが
裁許
(
さいきよ
)
不穿鑿
(
ふせんさく
)
は云までもなく法外の
裁斷
(
さいだん
)
と申すべし其の方も領主の
公事
(
くじ
)
決斷
(
けつだん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
穿
漢検準1級
部首:⽳
9画
鑿
漢検1級
部首:⾦
28画
“不穿”で始まる語句
不穿索