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不届者
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ふとどきもの
ふりがな文庫
“
不届者
(
ふとどきもの
)” の例文
これは「修理病気に付、禁足申付候様にと
屹度
(
きっと
)
、板倉佐渡守兼ねて申渡置候処、自身の計らいにて登城させ候故、かかる
凶事出来
(
きょうじしゅったい
)
、七千石断絶に及び候段、言語道断の
不届者
(
ふとどきもの
)
」
忠義
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
京へ登りしよりこの
方
(
かた
)
文一本くれぬ
不届者
(
ふとどきもの
)
、面談せば存分いいて面の皮を
剥
(
は
)
ぐべしと思いしが、向うししには矢も立たず、門脇の
姥
(
うば
)
にも用というを知らぬ人でもなし、のふずも大方直る年
十二支考:10 猪に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
言わせておけば
方図
(
ほうず
)
もない、いったい貴様は何者だ、山崎譲の名を
騙
(
かた
)
って拙者共の部屋へ案内もなく推参する
不届者
(
ふとどきもの
)
、拙者共の知っている山崎は貴様のような
盲目
(
めくら
)
ではない、病人ではない
大菩薩峠:08 白根山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「
不届者
(
ふとどきもの
)
、今度はすることにことを欠いで、馬から落したぞ」
頼朝の最後
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
届
常用漢字
小6
部首:⼫
8画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“不届”で始まる語句
不届
不届至極
不届奴
不届千万