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下地子
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したじっこ
ふりがな文庫
“
下地子
(
したじっこ
)” の例文
と、
下地子
(
したじっこ
)
らしい十二三なのが、
金盥
(
かなだらい
)
を置いて引返して来て、長火鉢の
傍
(
わき
)
の腰窓をカタンと閉めたので、お孝の姿は見えなくなった。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
あの子はあんな
好
(
い
)
い器量で、お師匠さんも芸が出来そうだと云って褒めてお
出
(
いで
)
だから、早く芸者の
下地子
(
したじっこ
)
にお出しと、わたしがそう云ったじゃありませんか。
雁
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
新吉
様
(
さん
)
と、おや新吉さんというので思い出したが、見た訳だよ私がね櫓下に
下地子
(
したじっこ
)
に成って
紅葉屋
(
もみじや
)
に居る時分、
彼
(
あ
)
の人は本石町の松田とか桝田とか云う貸本屋の
家
(
うち
)
に奉公して居て
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“下地”で始まる語句
下地
下地窓
下地研
下地馬
下地総塗