“上燗”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じやうかん50.0%
じょうかん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、『あ、上燗じやうかんだあ、上燗だあ』と云つてゐるところを父は話した。そこのところまで来ると父のこゑに一種のいきほひが加はつて子供等は目を大きくして父の顔を見たものである。
念珠集 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
口をつけると上燗じょうかんに出来上っている酒の香りが、五臓六腑にみ渡ります。
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)