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三叉路
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さんさろ
ふりがな文庫
“
三叉路
(
さんさろ
)” の例文
そこはもう
三叉路
(
さんさろ
)
であった。
街路
(
とおり
)
から往くと菊江の家は、右のほうになったそのたらたら降りの街路から往くのであった。
女の怪異
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
私達は暫くその
三叉路
(
さんさろ
)
のところでぐずぐずしていたが、いつまでもそうしていてもしようがないので、東に向う道を歩いて往って見る事にした。
晩夏
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
「ハンコ屋ですか、もう少しさきの溜池停留所のへんに一軒ありますよ。この次の停留所の
三叉路
(
さんさろ
)
のところに文光堂とかいふ看板が出てをりますが……」
老残
(新字旧仮名)
/
宮地嘉六
(著)
ここの辻は、坂の
裾
(
すそ
)
の
三叉路
(
さんさろ
)
なので、当然、坂上を取っている堀軍は、地形上からも有利であった。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その
街路
(
とおり
)
は右の方へ
半町
(
はんちょう
)
ばかり往くと
三叉路
(
さんさろ
)
になって、左は暗いたらたらおりの
街路
(
とおり
)
になり、右は電車の停留場前になって、すこしの間ではあるが
人道
(
じんどう
)
と車道の区別をした広い
街路
(
とおり
)
には
女の怪異
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
▼ もっと見る
すると、それから数日たった後のこと、清風鎮の街中の
三叉路
(
さんさろ
)
に
佇
(
たたず
)
んで
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
三叉路
(
さんさろ
)
に近くなるに従ってその考えは薄らいで来た。
女の怪異
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
“三叉路”の解説
三叉路(さんさろ)は、3本の道路が集まる交差点である。三差路とも書く。
(出典:Wikipedia)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
叉
漢検準1級
部首:⼜
3画
路
常用漢字
小3
部首:⾜
13画
“三叉”で始まる語句
三叉
三叉箭
三叉道