トップ
>
三下
>
みくだ
ふりがな文庫
“
三下
(
みくだ
)” の例文
三下
(
みくだ
)
り
半
(
はん
)
を請求する方もその覚悟、やる方もその
了見
(
りょうけん
)
だから双方共
洒然
(
しゃぜん
)
として形式のために
煩
(
わずら
)
わされないのであります。
創作家の態度
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
了簡一つでは今のお内儀さんに
三下
(
みくだ
)
り半をも遣られるのだけれど、お前は氣位が高いから源さんと
一處
(
ひとつ
)
にならうとは思ふまい、夫だもの猶の事呼ぶ分に子細があるものか
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
吉兵衛の
三下
(
みくだ
)
り
半
(
はん
)
を持って引っかえして来て、これならば文句はありますまい、と言った。
顎十郎捕物帳:18 永代経
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
了簡
(
りようけん
)
一つでは今のお
内儀
(
かみ
)
さんに
三下
(
みくだ
)
り
半
(
はん
)
をも遣られるのだけれど、お前は気位が高いから源さんと
一処
(
ひとつ
)
にならうとは思ふまい、それだもの
猶
(
なほ
)
の事呼ぶ分に子細があるものか
にごりえ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“三下”の解説
三下(さんした)とは、丁半打の仲間の内で下っ端の者を意味する言葉である。三下奴とも。また博打打の仲間でなくても下っ端の者を指したり、単に取るに足らない者を指す場合にでも三下という言葉が使われる場合がある。
三一(サンピン)とは語源が異なる。
(出典:Wikipedia)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“三下”で始まる語句
三下奴
三下冥利
三下風情