“一重々々”の読み方と例文
読み方割合
ひとえひとえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雪の夜路よみちの、人影もない真白まっしろな中を、矢来の奥の男世帯へ出先から帰った目に、狭い二階の六畳敷、机のわきなる置炬燵おきごたつに、肩まで入って待っていたのが、するりと起直った、逢いに来たおんな一重々々ひとえひとえ
第二菎蒻本 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)