一部屋ひとへや)” の例文
こんなにみんな大きくなって、めいめい一部屋ひとへやずつを要求するほど一人前いちにんまえに近い心持ちをいだくようになってみると、何かにつけて今の住居すまい狭苦せまぐるしかった。
(新字新仮名) / 島崎藤村(著)
洞窟どうくつ洞穴ほらあなの中にらしていたこと、その人たちが木のみきで小屋をつくることをおぼえるまでには、長い長い時代がたったこと、そして、一部屋ひとへやしかない丸太小屋まるたごやから進歩しんぽして