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一轍
ふりがな文庫
“一轍”の読み方と例文
読み方
割合
いってつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いってつ
(逆引き)
晦顕
(
かいけん
)
の差ありといえども、鎖国攘夷の精神に至っては、始終
一轍
(
いってつ
)
に出でざるものなきは、当時の情勢断じて疑うべからず。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
磯五も、おせい様のことを話すとき、誰か
凄腕
(
すごうで
)
の、そして正直
一轍
(
いってつ
)
の金がかりがついているといって、自分はすぐ、それは若松屋さまにきまっていると思ったほどではないか。
巷説享保図絵
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「この上は、それがし、まっぱだかになって身の潔白を立て申す。」と山崎は老いの
一轍
(
いってつ
)
、貧の意地、
痩
(
や
)
せても枯れても武士のはしくれ、あらぬ疑いをこうむるは末代までの恥辱とばかりに憤然
新釈諸国噺
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
一轍(いってつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
轍
漢検準1級
部首:⾞
19画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥
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徳富蘇峰
林不忘
太宰治