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一株
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ひともと
ふりがな文庫
“
一株
(
ひともと
)” の例文
衡門
(
かぶきもん
)
から筋向ひの家に、それは/\大きい楠が
一株
(
ひともと
)
、雨も洩さぬ程繁つた枝を路の上に拡げてゐた。——静子に訊けば、それが今猶残つてゐると言ふ。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
或日の午後におとらが迎いに来たとき、父親も丁度家に居合せて、ここから二三町先にある
持地
(
もちじ
)
で、三四人の若い者を
指図
(
さしず
)
して、可也大きな赤松を
一株
(
ひともと
)
、或得意先へ持運ぶべく
根拵
(
ねごしら
)
えをしていた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
株
常用漢字
小6
部首:⽊
10画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥