一斗いっと)” の例文
そのかわり暑い時、咽喉のどかわきますと、あおちいさな花の咲きます、日蔭ひかげの草を取って、葉のつゆみますと、それはもう、つめたい水を一斗いっとばかりも飲みましたように寒うなります。
薬草取 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
李白りはく一斗いっと百篇ひゃっぺん——か。ううい!」
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)