“被下度”の読み方と例文
読み方割合
くだされたく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此引幕壱帳ヲ宜シク御受納被下度くだされたく御願申上候よう、拙者共ヘ委任相成候間、別紙此幕ヘ出金致シ候人々ノ名前目録モ相添、此段申進候。
明治劇談 ランプの下にて (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
製産地直接取引ノ為メ日本ニ輸出卸値おろしねト同様多少ニかかわラズ勉強つかまつリ御便宜ノ為メ事務所トシテ日ノ出家ニ実物取揃申居とりそろえもうしおりあいだ御買上被下度くだされたく
一年の計は元日にありと申せば随分正月より御出精、明治三十一年の文壇に虚子あることを天下に御吹聴被下度くだされたく希望の到りに不堪候以上。
漱石氏と私 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)