“石磧”の読み方と例文
読み方割合
いしかわら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
石磧いしかわら禿山はげやまの中で生れた人間が多いのですから景色の趣味を解することが出来ぬと見える。絵でもチベット固有の景色を描いたものは一枚もない。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
ちょうど一里ばかり降って行きますともうはや雪もなくなった。さあそうすると石磧いしかわらです。ようやく
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
雪山をゆれば石磧いしかわら でゴロゴロした石が一面に散らばって居てどこに足を突っ込んでよいのか解らない。チベットくつ穿いて居ますけれどもその履が石磧のために破れてしまいました。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)