“三”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
60.0%
20.0%
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すなわち西洋から薩摩藩に買取かいとった船が二艘あるその二艘の船を談判だんぱんの抵当に取ると云う趣意しゅいで、桜島の側に碇泊ていはくしてあった艘の船を英の軍艦が引張ひっぱって来ると云う手詰てづめの場合になった。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
前の詩には春字五、遊、人の二字は各〻二、後の詩には妾字、夫、到の二字が各〻二、重複してゐるが、そのために特別の味が出てゐるとは思はれない。
閑人詩話 (新字旧仮名) / 河上肇(著)
すでに江戸に始めて来たとき、同藩の先輩岡見おかみと云う人が、和蘭オランダ辞書の原書を飜刻ほんこくして一冊の代価五両、その時には安いもので随分望む人もある中に、私が世話をして朋友に一冊買わせて
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)