“モノマニア”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
偏執狂50.0%
偏執性12.5%
単一狂12.5%
單一狂12.5%
病的偏執狂12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
復讐をしなければ止まぬというような偏執狂モノマニア式の空想にとらわれている原因も……何もかもがこの事件の核心となっているタッタ一ツの事実によって説明され得る……つまりT塚村の実松家は
復讐 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
それは、あまりものに凝り過ぎたある種の偏執性モノマニアによくあることなのである。
悲歎のあまりよく単一狂モノマニアになる事もあり、又誰かにうらみのある者が、の無いところへ柄をすげて、何んにも知らぬ第三者を陥入れようとすることもある例ですから、警察も検事局も
葬送行進曲 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
この單一狂モノマニアは、教はるまゝ、器用に竹の鐵砲を作り、弱い乍らも煙硝までこしらへて居るのに、障子の中の人を狙ふのに、影法師に狙ひを定め、——間違ひは無かつた筈だ——と信じて居るのです。
強盗殺人の病的偏執狂モノマニアから生じたので、それ以外の何ものでもないという結論に達した。