“プルス”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
25.0%
脈搏25.0%
脈膊25.0%
脉膊25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
プルスは‥‥‥』と、また水島はきらりと眼を光らせて囁いた。
疑惑 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
プルスは‥‥‥』と、水島はまた云つた。
疑惑 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
体温表のうへでは、脈搏プルスと熱の線が、よりの戻つた、赤青なひ交ぜの縄のかたちで、即いたり離れたりしながら、絡みあつてはてしがない。その交叉点で、眼に観えぬ生命の火花が、ぱちりと、散る。
独楽 (新字旧仮名) / 高祖保(著)
あの時の私の脈膊プルスは、たしかに百以上を打っていたに違いない。
少女地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「別に異状もないようですね。脉膊プルスがただ少し……。」
子を奪う (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)