“ノチ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:のち
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
若きらが たち征きてノチ 絶えゐしが、まさに はげしきたゝかひに入る
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)
朝から、姫の白い額の、故もなくひよめいた長い日の、ノチである。二上山の峰を包む雲の上に、中秋の日の爛熟した光りが、くるめき出したのである。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
この町の宿営部隊たちしノチ、日ごろしづけく 秋晴るゝなり
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)