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ヌシ
ふりがな文庫
“ヌシ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:
ぬし
語句
割合
主
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
主
(逆引き)
飛び離れた処々にも、この語を使ふ地方で著しい事は、みづし・みんつち・めどち・どちなど言ふが、大抵水の
主
(
ヌシ
)
の積りで、村人は畏がつてゐる。
河童の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
船でヒダへ来て神武天皇に位をさずけた位山の
主
(
ヌシ
)
のことを姉小路基綱の八所和歌集は一体にして顔が二ツ、手足四本、これによって両面四手と云う、という
安吾の新日本地理:07 飛騨・高山の抹殺――中部の巻――
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
さずくべき神がこの山の
主
(
ヌシ
)
で、身体が一ツで顔が二ツ、手足四ツの両面四手という人が位山の主である。彼は雲の波をわけ、天ツ舟にのってこの山に来て神武天皇に位を
安吾の新日本地理:07 飛騨・高山の抹殺――中部の巻――
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
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