“トパーズ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
黄玉80.0%
黄玉石20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
河原かわらこいしは、みんなすきとおって、たしかに水晶すいしょう黄玉トパーズや、またくしゃくしゃの皺曲しゅうきょくをあらわしたのや、またかどからきりのような青白い光を出す鋼玉コランダムやらでした。
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
床の上にはナポレオン金貨(7)四枚と、黄玉トパーズの耳輪一個と、銀の大きなスプーン三個と、洋銀メタル・ダルジェの小さなスプーン三個と、金貨約四千フラン入りの袋二個とがある。
それは、チャンドをそれとなく探ることで、ジェソップ氏は、またまたダイヤならずば黄玉石トパーズくらいの夢を見ていたらしい。
一週一夜物語 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
それは、黄玉石トパーズでも、ダイヤでもなかった。愛経カーマ・スートラの印度、※婆シヴァの破壊をいまだに疑わぬ印度——その板挾みに、哀れやチャンド君はペシャンコにされ、青春の泉を涸々からからにしてしまったというのである。
一週一夜物語 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)