“涸々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
からから75.0%
かれ/″\25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、どうなる⁈ エジプトの心臓ナイル河の水が、底をみせて涸々からからあがるだろう。むろん灌漑水かんがいすいが不足して飢饉ききんがおこる。舟行が駄目になるから交通は杜絶する。
人外魔境:01 有尾人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
彼女は、眼を桟の雪に据えて、っと考えていたが、一度はうるんだ瞼も、やがて涸々からからになった。
地虫 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)