“クリイ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:くりい
語句割合
苦力100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これはもうはじめから、私を苦力クリイのようにこき使う目的を以て私に近づいて来たのです。
男女同権 (新字新仮名) / 太宰治(著)
荷揚苦力クリイや弥次馬に取巻かれて車上の柚木君が青くなつたのは早速さつそく船内で発行する「𤍠田パツク」第二集の好材料となるであらうが、一は自分等も驚いて車をりた程であつた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
百霊パイリンかごを見上ぐる苦力クリイにも喜びはあり我に無きのみ
工場の苦力クリイ名札なふだ王と云ふうぢの多きを見ることも支那