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クチバシ
ふりがな文庫
“クチバシ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:
くちばし
語句
割合
喙
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
喙
(逆引き)
郎女は、
徐
(
シヅ
)
かに
両袖
(
モロソデ
)
を、胸のあたりに重ねて見た。家に居た時よりは、
褻
(
ナ
)
れ、
皺立
(
シワダ
)
つてゐるが、小鳥の
羽
(
ハネ
)
には、なつて居なかつた。手をあげて唇に触れて見ると、
喙
(
クチバシ
)
でもなかつた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
思ひがけない声を、
尚
(
ナホ
)
も出し続けようとする口を、押へようとすると、自身すらいとほしんで居た柔らかな唇は、どこかへ行つてしまつて、替りに、さゝやかな管のやうな
喙
(
クチバシ
)
が来てついて居る——。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
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