トップ
>
ガラスごし
ふりがな文庫
“ガラスごし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
硝子越
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
硝子越
(逆引き)
敬太郎
(
けいたろう
)
が梯子段の中途で、及び腰をして、
硝子越
(
ガラスごし
)
に
障子
(
しょうじ
)
の中を
覗
(
のぞ
)
いていると、主人の頭の上で
忽然
(
こつぜん
)
呼鈴
(
ベル
)
が
烈
(
はげ
)
しく鳴り出した。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
その時は指の
股
(
また
)
に筆を
挟
(
はさ
)
んだまま手の
平
(
ひら
)
へ
顎
(
あご
)
を載せて
硝子越
(
ガラスごし
)
に吹き荒れた庭を眺めるのが
癖
(
くせ
)
であった。それが済むと載せた顎を一応
撮
(
つま
)
んで見る。
文鳥
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ある晩宴会があって遅く帰ったら、冬の月が
硝子越
(
ガラスごし
)
に差し込んで、広い
縁側
(
えんがわ
)
がほの明るく見えるなかに、鳥籠がしんとして、箱の上に乗っていた。
文鳥
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ガラスごし(硝子越)の例文をもっと
(8作品)
見る
検索の候補
がらすご
がらすごし
ガラスご