“オリーブ”の漢字の書き方と例文
語句割合
橄欖100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうかと思うと、西の土に落ちて育って花が咲いてを結んだ東の種だことのと、古来いろんな人に色んなことを言われて来ているこのESPANA——黒髪の女と橄欖オリーブ色の皮肌ひふ
私は例の如く茶の間に行つて同宿の人と一緒に飯を食つてゐると、風邪の氣味だといつて學校を休んで、咽喉に眞綿を捲いてゐる民子が窓側で幅の廣い橄欖オリーブ色の飾紐リボンを弄つてゐる。
札幌 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
僕は、愛の象徴たる天人花、戦いの象徴たる月桂樹げっけいじゅ、平和の象徴たる愚かな橄欖オリーブ、種子でアダムののどをふさごうとした林檎りんご、裳衣の先祖たる無花果いちじく、などを証人としてそれを主張するんだ。