“アカツキ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:あかつき
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
但シ此ノ通信発覚ノアカツキハ直チニ殺サルベシ。予ノ一身上ノコトハ其筋ノ好意ニヨリテ、自宅ヘ一報ヲ乞ウ。予ハ決死ノ覚悟ヲ以テ通信ヲ行ワム。
壊れたバリコン (新字新仮名) / 海野十三(著)
春眠シユンミンアカツキヲ覚エズ——の春の朝でもあるが、義貞はすかっとした上機嫌で、近侍にたいする語調まで快活だった。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
市松は、むっくり身を起したが、春眠アカツキヲ覚エズ——といったように、渋そうな眼をこすりながら
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)