“をんなわらべ”の漢字の書き方と例文
語句割合
女童100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
名もなき女童をんなわらべ共と一つ所に起き伏しゝて合戦の駈引かけひきなんど知るに由なく、無念やる方なかりしが、今その頃の事を思へば中々興ありしことに存ずるなりと被仰おほせられ
この一事いちじのみにあらず、お峯は常に夫の共にはかると謂ふこと無くて、女童をんなわらべあなどれるやうに取合はぬ風あるを、口惜くちをしくも可恨うらめしくも、又或時は心細さの便無たよりなき余に、神を信ずる念は出でて
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)