“めろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
女童50.0%
女郎50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
額髪ぬかがみ女童めろも交りて、ほつほつと、ひとりひとりに、軽き提げ重きはかつぎて、あなかなし五浦少女、草いきれ暑き小径こみちを、潮しぶく東の磯の潮見堂、その母家おもやまで、山越え野越え。
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
牟婁の崎荒き石湯いはゆ女童めろ居りて大わだの西日ただにあかかり
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
第一本当であったらおとよさんは見掛けによらず不埒ふらち女郎めろだ。いやそんなことがあるもんか。うそだ。うそだうそだと心で言うほど、思いあたる事が出てくる。
隣の嫁 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)