“をとこな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
男名50.0%
男泣50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人間仲間の手助けを立派にするものなので、男装して男名をとこなにして私は早速郵便配達夫の見習ひに行かう。真実ほんたうにそれはいいことだとお幸は思ふのでした。
月夜 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
けれども南瓜かぼちやはくやしくつて、くやしくつて、たまらず、そのばん、みんなの寢靜ねじづまるのをつて、べたにほつぺたをすりつけて、造物つくりぬし神樣かみさまをうらんで男泣をとこなきにきました。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)