“わがへや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
吾室50.0%
我部屋50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朝早く床の上に起き直って、向うの三階の屋根と吾室わがへや障子しょうじの間にわずかばかり見える山のいただきを眺めるたびに、わが頬のいさぎよく剃り落してあるなめらかさをで廻してはうれしがった。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
聞き其謀計そのはかりごと奇妙々々きめう/\誠に當時たうじ智者ちしやなりと譽稱ほめたゝへ夫より白子屋へ歸り年増としまの下女お久をひそかに呼びお熊の小袖三ツと金一兩を出し菊に斯々かく/\言含いひふくくれよと頼みければお久承知して我部屋わがへやへお菊を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)