“わいが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
淮河62.5%
猥画37.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だが東海の海近い姑蘇こそから出発して揚子江を渡り、淮河わいがの胴に取りついてその岸をさかのぼり、周の洛邑へ運ぶ数十日間その珍魚を生のままで保つことは、殆ど至難な事だった。
荘子 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
曹丕そうひは船にって、重病人のように船房の中に臥していた。それを文聘ぶんぺいが背に負って、小舟に飛び移り、辛くも淮河わいがのふところをなしている一商港に上陸あがった。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
猥画わいが淫本いんぼんは相変らず秘密に版行されて盛んに売れるという世の中。
醤油仏 (新字新仮名) / 吉川英治(著)