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りづか
ふりがな文庫
“りづか”の漢字の書き方と例文
語句
割合
里塚
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
里塚
(逆引き)
長男
義一
(
ぎいち
)
は十六才になって、いよいよ学問はだめだときまりがついた。北海道に走って
牧夫
(
ぼくふ
)
をしている。三
里塚
(
りづか
)
の両親も
相
(
あい
)
ついで世を
去
(
さ
)
った。
老獣医
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
ふたりの子どもを
妻
(
つま
)
のやつが
連
(
つ
)
れて三
里塚
(
りづか
)
へいってくれると
都合
(
つごう
)
がえいが、
承知
(
しょうち
)
しないかな。
独身
(
どくしん
)
になっていま一
度
(
ど
)
学問
(
がくもん
)
がやってみたいなあ。子どもはひとりだけだなあ。
老獣医
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
三
里塚
(
りづか
)
界隈
(
かいわい
)
での
富豪
(
ふごう
)
の長女が、なんだってただの一
獣医
(
じゅうい
)
の
妻
(
つま
)
となったか、たとい
種畜場
(
しゅちくじょう
)
はやめても東京へでたらば
高等官
(
こうとうかん
)
のはしくれぐらいにはなっておれることと思っておった。
老獣医
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
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