“よしのざくら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
吉野桜50.0%
芳野桜50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
父蘭軒の時からの居宅で、頗る広大なかまえであった。庭には吉野桜よしのざくらしゅえ、花の頃には親戚しんせき知友を招いてこれを賞した。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
車夫くるまや鶴子つるこおぶってもらい、余等はすべ足元あしもとに気をつけ/\鉄道線路を踏切って、山田のくろ関跡せきあとの方へと上る。道もに散るの歌にちなんで、芳野桜よしのざくらを沢山植えてある。若木わかきばかりだ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)